朝晩の健康チェック

いち早く異変に気付くために

体の小さな小鳥は、わずかな変化で体調を崩してしまうことがあります。小鳥は代謝がいいため病気の進行が速いとも、天敵から身を守るため病気を隠して元気に振る舞うともいわれています。そのため、病気に気付いたときにはかなり危険な状態ということにもなりかねません。

小鳥さんと健康に暮らすためには、病気の早期発見＆早期治療が不可欠です。朝晩の健康チェックを毎日の日課にして、いち早く異変に気付けるように心がけましょう。

朝の健康チェック

確認のポイント

朝の健康チェックは小鳥さんを起こしたタイミングで行うようにしましょう。朝の健康チェックでは、前日の睡眠状態の確認や気温や湿度が大きく変化しやすい夜が小鳥の体調に悪影響を与えていないかなどがわかります。「朝の健康チェック項目」で確認してみましょう。

夕方の健康チェック

確認のポイント

夕方の健康チェックは、仕事などで昼間留守しがちなら家に帰ってきたタイミングで行いましょう。そうでなくても小鳥さんを寝かすまえに１度はチェックするようにしましょう。留守中はどう過ごしていたか予想することもできますし、「調子があまり良くなさそうだから、夜は暖かめにしてあげよう」といった判断材料になります。「消灯前の健康チェック項目」で確認してみましょう。

風邪の兆候を見つけたなら･･･

かかりつけの病院へ

健康チェックで風邪の兆候を見つけたなら、なるべく早く小鳥が見れる病院にかかりましょう。くしゃみが続いたり鼻水を伴ったりしている場合は要注意です。カゼや呼吸器系疾患の兆候かもしれません。

急な病気でも慌てずに済むように、かかりつけの病院を作っておきましょう。「かかりつけ」と聞くと難しく思えるかもしれませんが、小鳥がみれる病院を見つけ、定期的に健康診断にかかっていればOKです。

風邪の予防も大切

呼吸器系疾患の場合、寒くなると発症の危険性が増すそうです。特に冬の夜などは保温に注意して20℃以下にならないよう気をつけてあげましょう。