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寒い冬を迎える前に


1.日本の冬

日本の冬は寒い

とても寒く乾燥する日本の冬は、熱帯地方に暮らす小鳥たちにとって厳しい気候だと思います。特に今年初めて冬を越す子はしっかりと保温してあげましょう。健康な成鳥のマメルリハなら2年目からは保温しなくても大丈夫という話しも聞きますが、寒いことは寒いはずなので、あったかポイントくらいは用意してあげていいと思います。急に寒くなって慌てないためにも「これから寒くなるかな?」というくらいから保温や保湿を始めてあげましょう。

2.ケージの保温

ケージを保温するには、保温電球やペットヒーターなどでケージ内の空気を直接暖めたり、ビニールシート等で覆って暖かい空気がケージの外に逃げないようにする方法などがあり、うまく組み合わせると効果的です。保温はケージ内によどんだ空気がたまりがちになるので十分に注意しましょう。

保温電球

我が家では冬場、小動物用の保温電球をメインに使ってケージを保温しています。晴れた日の昼間はつけていませんが、寒い日や夕方から朝方までは電源をつけっぱなしにしています。さらに冷え込む夜間に備えてマメルリハの就寝後は、薄手の毛布でケージを覆い保温効果をさらに高めています。夜ケージをのぞくと、保温電球すぐそばの止まり木ですやすやと眠っています。

保温電球は赤外線の放射熱で狭い範囲を優しく暖める暖房器具です。赤外線なので空気を汚さないのも特徴です。小動物用の保温電球についてはこちらにもう少しまとめてみました。

ビニールシート

真冬などは小さな保温電球だけでは心許ない感じです。そんな時は小鳥ケージ用のビニールシートも市販されているので併用すると、温室効果でより効果的です。ただ、ビニールシートは優れた保温性を持つ反面、よどんだ空気も閉じこめてしまうので要注意です。ヒトでも適温だけど空気がよどんだ部屋で生活を続けたら体を壊してしまうと思います。体の小さなマメルリハにとっては時に呼吸器系の病気を患い致命傷になる事さえあるそうです。ビニールシートを使用する場合は1時間に1回は空気の入れ替えをしてあげましょう。ビニールシートのケージカバーについてはこちらにもう少しまとめてあります。

3.ケージの保湿

適度な加湿を

日本の冬はとても乾燥し、ヒトでもインフルエンザや風邪などが猛威をふるう季節です。マメルリハのためにもヒトのためにも適度な加湿を心がけましょう。本来ペルーやエクアドルなど熱帯地方に生息するマメルリハですが、日本人が快適と思う50%前後の湿度で問題ないようです。


 

<<おねがい>>
マメルリハと暮らしたい♪では、マメルリハの健康と成長・飼い主さんとマメルリハの楽しい生活を願っています。マメルリハの生態はまだまだわからないことばかり。本サイト記載の内容が必ずしも正しいとは限りませんし、全ての個体に当てはまるとも限りません。本サイト以外の情報も含め総合的に判断し、少しでも不安が残るなら早めにお医者さんに診てもらってください。不安がなくても3ヶ月に1度は定期検診!おすすめです!!